リフォームの期間・費用は、リフォームの範囲や設置する設備によって変化します。そのため「具体的な期間や費用は分からない」と思われがちです。
確かに正確な期間・費用を算出するのは難しいでしょう。しかし、目安となる期間・費用ならある程度予測できます。まずは、リフォームにかかる期間・費用の目安(幅)を把握していただくために、各リフォーム内容を表で整理しました。
また、フルリフォーム・部分リフォームにおける期間・費用の考え方を以下に整理します。
フルリフォームを行う際には、1〜3ヶ月の期間が必要です。複数の間取りのリフォームを行うのが基本であり、依頼する項目が多くなる分だけ作業人員や作業内容が増えるため、リフォーム完成までに時間がかかってしまいます。
フルリフォームの作業内容がシンプルなら、1ヶ月程度で済むでしょう。しかし、間取りの変更や新設備への交換などが加わると、大規模工事が必要となり3ヶ月近くかかる住宅も数多くあります。
フルリフォームを実施する際には、200〜1,000万円程度の費用がかかると覚えておきましょう。中でも新設備の導入や建物の間取りを変更するといった大規模リフォームを行うたびに費用が増していきます。
リフォームのこだわりによっては、金額が1,000万円を超えるケースも多々あります。事前にリフォームの予算を考えておき、予算に合うフルリフォームを検討してみてください。
またフルリフォームを実施する際は、仮住まいを探していただく必要があります。仮住まいを利用する期間だけ追加費用が発生するので、具体的な期間を知りたい方は、リフォーム会社と一緒にトータルコストを算出してみてください。
より詳しく目安費用を知りたい方は以下の記事がおすすめです。細かい目安費用や見積もり取得時の注意点、追加工事があった場合の対応をまとめています。
リフォームの費用目安・相場はどれくらい?見積もりや追加工事の注意点も解説
部分リフォームを実施する際には、当日でリフォームが完了するほか、長くても1~2週間で工事が終わります。特に間取りを変更しない小規模なリフォームであるほど短期間で終了できるのが特徴です。
ただし、工事を始めて「軒下」「壁内」など、見えない部分に問題が見つかった場合には、追加工事に伴う期間延長が必要になるかもしれません。築年数が古い住宅であるほど期間が延長しやすいので注意しましょう。
部分リフォームの場合には、安いものなら10万円程度、高いものでも200万円に収まるのが特徴です。工事が部分的であるため、そこまで費用がかかりません。
しかし前述したように見えない部分のトラブル(腐食・白アリ被害)などが起きている場合には、補修といった追加工事が必要です。場合によっては補修工事に大幅な費用がかかるケースもあるため、リフォーム計画の段階で専門業者にお家の状態をチェックしてもらいましょう。
部分リフォームの目安費用を詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてください。細かい目安費用を解説しています。
リフォームの費用目安・相場はどれくらい?見積もりや追加工事の注意点も解説
紹介したリフォームの目安期間に加えて、ある程度具体的なリフォーム期間を見積もりたいと考えていないでしょうか。それなら、以下に示す2つの方法を活用してみてください。
まずは、気になるリフォーム会社を見つけて、事例情報をチェックしてみてください。例えば、事例ページの中には次の情報がまとまっています。
自身の目的に似たリフォームの事例を見つければ、おおよそどれくらいの時間がかかるのか分かります。複数の事例情報を参考にして、どれくらいの期間が必要か見積もってみましょう。
最も簡単な見積もり方法なのが、リフォーム会社へ相談する方法です。リフォーム会社の多くは、無料の相談サポートを提供しています。リフォームの期間を把握するために、次の質問をしてみてください。
もしリフォームの期間だけ知りたいのなら、複数のリフォーム会社に相談してみるのがおすすめです。複数の会社から提示してもらった期間を平均すれば、おおよその期間を把握できます。あわせて無料見積もりを取得すれば、金額の把握も可能です。
リフォームをしたいと思って、自宅近くにある業者に相談しに行く人も多いでしょう。しかし、その場の思い付きで選んだ業者が必ずあなたの希望・目的に合うリフォーム会社とは限りません。
そこで、リフォームの動き出しから完成まで、うまくダンドリを立てたい方向けに、リフォームの流れを詳しく解説します。まずは、全体の流れを見ていきましょう。
上記のうち、特に重要なのが1〜2の準備です。自宅のどの場所をリフォームするか決めておかなければ、話が進まないことはもちろん、雑誌やネットから情報を集めなければ、どんな完成イメージにしたいのか話せません。
3番目に紹介したリフォーム会社の比較、5番目の計画反映では、すべて1〜2の事前準備がなければスムーズに進行しないので注意しましょう。逆を言うと1〜2さえ準備できていれば、ダンドリは問題ないのです。
詳しくは、以下の記事でダンドリを解説しています。スムーズにリフォームを進めたい方はぜひ参考にしてみてください。
中には、自宅に住みながらリフォームしたいと考える方も多いでしょう。しかし、リフォームする場所によっては、リフォーム期間中に仮住まいでの生活を余儀なくされる場合もあるのです。
ここでは、フルリフォーム・部分リフォームにおいて住みながらリフォームが可能なのかを紹介します。
フルリフォームは住宅全体のリフォームを実施するため、基本的には仮住まいを確保する必要があると覚えておきましょう。
そのまま住宅に住もうとするとリフォーム作業の邪魔になってしまうほか、水回りを工事するため、生活がままなりません。リフォーム工事の際には、実家を一時的に利用させてもらうか、マンスリーマンションなどの仮住まいを用意しておきましょう。
おおよその目安期間としては、1~3ヶ月程度を予定しておくと安心です。
部分リフォームなら短期間の工事で終わるため、ほとんどの場合は住みながらリフォームできます。しかし、次の条件にあてはまる場合は、快適な生活のために仮住まいを用意しておくのがおすすめです。
特に水回りのリフォームを行う際には、数日間水道を止める必要があるかもしれません。お風呂に入れない、トイレを使えないといった状況を避けるためにも、仮住まいを探しておくとよいでしょう。
余裕を見て1ヶ月程度仮住まいを契約しておくのがおすすめです。
リフォーム期間をより詳しく理解していただくために、よくある質問を2つ整理しました。気になる項目、疑問に思っている項目があれば、ぜひチェックしてみてください。
例えば、壁の撤去のみであれば2〜3日で作業は完了します。ただし、床の張替えや内装の変更などを含めた場合には、合計1週間ほど必要です。
また、増築といった作業を行う際には1ヶ月程度の余裕をみておくとよいでしょう。
リフォームを着工するのなら、気候が安定する4〜5月をおすすめします。6月の雨季を避けるべきなのはもちろん、夏場は湿気、冬場は繁忙期を迎えるため、工程どおりに作業が進まないかもしれません。
スムーズなリフォームを希望するのなら、ぜひ最も安定する4〜5月あたりを計画しておきましょう。
リフォームを行う際には、事前に工事期間を把握しておくと「仮住まい」や「工事着工のタイミング」を検討しやすくなります。そして、おおよその目安期間・費用は過去の事例から判断できますが、具体的な期間・費用を知るためには、一度リフォーム会社から見積もりを取得するのがおすすめです。
もし今すぐに作業期間や費用の情報を知りたいのなら、無料見積もり、無料相談サポートに対応できる水元工務店にご相談ください。疑問や不安の解消はもちろん、素早く作業期間や金額を見積もらせていただきます。
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